すみ

“あかしゃぐま” という童形妖怪。 ツンデレでプライドが高い。
透を見守ることを存在理由にしており、理想通りに育ってくれた透のことを、深く強く愛している。
しかし隣家にありすが生誕して以降は、“人はやはり、人と結ばれるのが幸せかもしれない” と思い、透への接し方を、いわゆる “ツン” に切り替えることにした。
自分が妖力・体力に著しく劣り、また命ある限り童形でありつづけ肉体的に成長できないことに激しいコンプレックスを抱えている。
本質的には内弁慶で、か弱く怖がり。

透との結婚、えみの出産を経ても、外見的には一切の変化はない。
性格面には “母の強さ” ともいうべき図太さが加わり、透への愛情や、家事に関わる時の細やかさは、従来以上のものへと成長している。
また、七年間の間に透が身に付けきれなかった “地史・日本神話・民俗学” 系の知識をこつこつと勉強しており、その成果は透の知識と噛み合うことで大きく発揮される。