吉備 桃子

日本の昔話のような雰囲気をもつ白の国の書主にして、幼い鬼のお姫さま。まだ地位を継承して日が浅く、かんしゃくを起こしては城を飛び出してしまう。
アキトたちはその折りに出会い、トラブルを巻き起こすこととなる。
両親とは死別しており、伯父や三忠臣に支えられて責務を果たしているのだが、実力の無さを自身が一番痛感しており、思い悩んで小さな胸を痛め続けている。まだ未熟ながらも「吉備之焔（きびのほむら）」という浄化の術を会得している。