南雲 七海

いついかなる時も冷静さを忘れない文武両道の才女。
政治家の娘ということもあって、幼い頃から大人の世界に身を置く機会が多かった。
そのため、自分がどう見られてどのように思われるのかを把握して動く、完璧な優等生。
クールなオーラと威光によって、M系学生のファンが多い。
また、女性人気も高い。
隠してはいるものの、年相応の感性も持ち合わせていて、いわゆる可愛いものや甘いものが好きだが人目を気にして、おおっぴらにすることはない。
恋愛に関しては耳年増系。
興味はあるものの、口に出すことでもない上に、自分のキャラとも違うために隠している。
いわゆる"むっつり"。
昼休みや放課後などは屋上にいることが多い。
彼女が使うからという理由で他の学生の足は遠のき、数名しか足を踏み入れない『聖域』となっている。
騒がしくしてはいけないという思いやりから始まった集団心理によって、特別扱いされるという孤独。
だが、特別扱いされる続けることに少し疲れを感じている。

「公人ではありませんから。 あくまで単なる学生でしかないんです。私は」