榊 悠香

『千砂倉』にやってきた吸血鬼ハンターの少女。
まだ幼かった頃に、飢餓状態の吸血鬼に母親を殺された。
当時、その吸血鬼を追っていたハンター古橋により助けられ、そのまま養女として育てられる。
仇を討つため、見よう見真似で銃の練習をしているところを古橋に見咎められるが、
それを機に正式にハンターとしての教育を受ける。

通常は冷静で無口、無表情だが、押し殺しているだけで、内面は激情家。
敵を目の前にしたとき、とどめをさすとき、不意に感情をコントロールできずにあらわにする瞬間がある。
また、月の影響で、周期的に激しい性衝動に襲われる。そのときは、自慰にふける、
あるいは街で輪姦に耽ったりすることも。
そのことから発生する自己嫌悪、耐えられないほどに蓄積した負の感情を、
全て自分の人生を破壊した吸血鬼への憎悪に還元して生きてきた。

「私は・・・絶対にあなた達を、
　　　　　この世から一匹残らず排除してみせる」