八十島 美羽

美玲の娘で美沙の妹。私立更科学園の二年生。主人公である雄馬の後輩にあたる。
大人しくおっとりとした姉、美沙と真逆で、快活で前向きな性格。
細かいことは気にしない、おおらかなタイプだが、面倒くさがりな一面もあり、嫌な事を物事を後回しにしがち。
運動神経は抜群でバリバリの体育会系。学園ではバドミントン部に所属して、1年の時からレギュラーだった。
ちなみにライトニングスマッシュと呼ばれる必殺技を持っている（自称）。
快活でフランクな性格ゆえに、クラスのムードメーカー的な存在として男子だけでなく女子からも人気がある。
大人しく真面目な優等生タイプの姉、美沙と違い奔放で自由気ままに日々を過ごしているが、根は寂しがり屋で甘えん坊。
昔からお姉ちゃんっこで姉である美沙を信頼し、頼りにしている。
勉強はどちらかというと苦手。ただ運動バカの脳筋というわけではなく、姉や主人公によく勉強を見て貰っている。
また家事は美玲と美沙に甘えてきたこともあり苦手。姉と一緒にペンションの仕事の手伝いをするが料理などではなく雑務がメイン。
美沙とはタイプは違うが、どこか愛らしい魅力的な容姿とナイスバディの持ち主で、バドミントン部で鍛えられた健康美に溢れる肢体は姉と同じく男性を魅了する。
特に日頃のトレーニングで鍛えられたムチムチの下半身……お尻と太股は学園男子の視線を釘付けにしてしまう。
ただ美羽自身は、ムッチリとした下半身に比べて控えめサイズの乳房（といってもFカップだが）に不満を持っている。
主人公である雄馬と仲は良好。雄馬は少し手のかかる妹のような存在として見ているが、美羽は異性として雄馬のことを意識し好意を抱いている。
しかし、美沙が自分よりも先に雄馬のことを好きになったこと、さらに母である美沙は雄馬と男女の関係になっていることを知っていて、自分の気持ち……雄馬のことを好きだという気持ちを表には出さないように気を付けていた。
しかし、美沙が雄馬に想いを伝え抱いて貰ったことを知り、抑えていた気持ちが一気に爆発。
美沙に遅れる形ではあったが、雄馬に好きだという気持ちを伝えると共に、自分も抱いて欲しいと、伝えるのだった。