アストル

リトヴィア王国の平修道士。

農民の息子だったが、剣士に憧れて従者として聖地エデンへ向かい、2年間従者として戦った。
だが、聖地を奪還できずに帰国。

疫病のため、故郷の村は全滅していた。
故郷マジャール州を離れたアストルは隣のセルギア州に流れ着き、辺境のベレンシュ修道院に入る。
修道士として代わりばえのない毎日を送りはじめることになる。

修道士の生活は朝が早いが、アストルは朝が弱く、何度も寝坊をくり返している。
持参金のおかげで修練士(見習い修道士)からさっさと平修道士になれたが、寝坊をくり返したり、
よく人の名前を間違えたりするせいで院長のヒンカスと副院長のスコバコに睨まれていて、追放秒読みの状態である。

逆さ言葉が得意で、逆さに言われた言葉もすぐに理解できる。もちろん、逆さで言うことも出来る。

ちなみにトンスラ(剃髪)はしていない。
リトヴィア修道会の規則では、大修道院長以外はトンスラは〇制ではない。
つまり、頭を剃らなくてもいいことになっている。