ミレーヌ・ダルトワ

セレスティーナの実妹でダルトワ家の次女。
盲目で、物静か。穏やかな性格。
セレスティーヌにとっては常に庇護すべき大切な存在で、出兵等がない場合は常に傍に居てあれこれと世話を焼いている。
そんなセレスティーヌに対しミレーヌは、「姉さんは過保護すぎるんですから」と穏やかに対している。
実はセレスティーヌのことを憎んでいる。
一つの理由は自分が持っていない視力、そして騎士としての才能や人徳等を全て持っていること。
そしてそれを鼻にかけることもない完璧過ぎる人間性。
二つ目にマティアスの心を奪ったこと。
元々マティアスとダルトワ家を繋いだのはミレーヌがきっかけであり、最初にマティアスに恋したのは自分であるという自負。
故にマティアスと婚姻を約束する等、自らの幸せを奪ったことを恨み憎んで殺してしまいたいとすら思っているが、それを表に出す事はない。