ちま

ひめみや様の飼っている二尾の白猫。
その正体は歳を経て化けるようになった化け猫娘。
ひめみや様の飼い猫だが、特にひめみや様に懐いている様子を見せることもなく、全般、塀や壁の上から人間を見下ろしているような印象。
ときおり釣り人のビクから魚などをちょろまかす以外、その他の人間とはほぼ関わらないが、ちまが “おしゃれの見本” と思っているありすだけは例外。
猫の時も人の時もありすを見ると嬉しそうに近寄っていき、身をすり寄せる。

七年の間に、透のことをちょこっとだけ好きになり、「アレに目をつけとくなんてさすがはありすさんニャ！」 と、ありすに対する信仰をいっそう深めている。
が、それの裏返しで、微妙な嫉妬心も生まれ始めてしまい、すみ・えみの前ではイジワル度がちょこっとアップしてしまっている。
しかし、実際えみが木のぼりで転落しかけた時には全力で救助に行くのは間違いなく、すみもそれを承知しているので、そのイジワルが原因で関係悪化などということにはなっていない。