カシム

角色简介

理知的でありながらも静かな熱意に充ちたアデプト(熟達者)の青年。南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
物語の主人公となる資格を有した人物。
厳しい修練の果てに成人の儀を終えたばかりの若きアデプト。蒼色の剣を振るう。かつて迷宮で命を落とした両親もアデプトであり、曲刀術の師でもあった。
姉と共に日夜、遺跡迷宮へと潜り “ホラー” と戦い発掘品や発掘機関を得て金へと換えて暮らしている。アスルと個人契約を交わしており、発掘機関は大抵の場合、彼のいる清掃工房へ引き渡すことにしている。
異邦人の持ち込んだ機関技術や数学、機関社会学に対して多大な興味があり、姉に隠れて密かに勉強を続けているものの、それが砂漠の《盟約》に反することであると自覚し、苦悩している。
だが実のところ、彼の本当の苦悩は肉体を変異させる “恐怖病” に罹患したことである。すでに右腕は義肢に交換している。さらに、自らの意思で “恐怖の仮面” を纏うことのできる特異な性質を発現させているが、誰にも言えず、最愛の姉にも秘密にしている──

角色画像

「……姉さん。僕は」

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