七沢 智彦

医者の家に生まれた三兄弟の次男。産婦人科医で、不妊治療を行っている。
三兄弟の中では一番出来が悪く、根暗・陰湿な部分がある。
そのうえ他の兄弟たちが先に結婚してしまい、いつも両親になじられていた。
薬学に興味があり、以前から熱心に研究している。
不妊治療をテーマにしつつも、性的な快楽の追求を目的とした薬の開発で新薬を作っては、実は看護士や風俗で試している。

兄嫁の菜緒のことは、密かに良いなと思っていた。
弟嫁の悠子は、昔から同じ病院ということで普段からなじられており、それが家族になり一緒の時間が増えて辟易していたのだが、それでもそのすばらしいプロポーションは何度かおかずのネタになっていた。
その義姉妹が揃って不妊の相談に来たことを逆手にとり、今までの鬱憤を晴らしてやろうと目論む。