らぶギア ～Kinematic Lovers～

剧情简介

コチコチと時を刻む音が静かに響く殺風景な部屋の中、主人公は憂鬱に時計を眺めていた。
その理由は、病弱で部屋に閉じこもりがちな自分のもとに、家庭教師が派遣されることになったから。
突然な話で拒否することもできず、主人公はただ受け入れるしかなかった。　そしてじきに約束の時間。
断る方法を考えているうちに、廊下のほうから足音が聞こえてきた。
ドアがノックされ、ガチャリと開かれる。
「おまたせしちゃったわね♪　私のことは聞いてる……よね？　あれ……、どう……したのかな？　部屋間違えちゃったカナ？」
ドアから顔を覗かせたのは、主人公より少しだけ年上の美しい女性だった。
優しそうな笑顔、柔らかな長い髪、薄く紅潮した頬に、ピンクに濡れた唇。
彼女・アナ先生の魅力にそれまでの不安はすべて吹き飛び、主人公は歓喜と共に彼女を部屋へと招き入れる。
「ふふっ♪　それじゃあ何から勉強したいかな？　キミの好きなことから始めましょう？」
勉強の始まりとともに主人公の隣に座る先生だが、それによりその大きな胸が主人公の腕に押し付けられている！
さらに鼻腔をくすぐる髪やコロンのいい香りで、すっかり興奮してしまった主人公。
「ふふっ、ねえ？　キミは何が好きなのカナ？　何でもいいのよ？」
焦った主人公が先生から顔を背けるようにして部屋を見回すと、ベランダに人影があることに気づく。
窓の外からじっとふたりの様子を窺っている少女……、それは主人公の妹である まきな だ。
主人公の部屋の掃除に情熱を傾ける掃除マニアの彼女は、掃除だけでなくたまにエッチな物まで兄の部屋に置いていく変な妹だった。
「お兄様！　その女から離れてくださいましっ！　ああああっ！　そんなに近付いたら……赤ちゃんが生まれてしまいますのよ！　あーーーーっ!?」
偏った性知識を叫び出す妹は無視し、主人公はこれから始まろうとしている先生との甘いひと時を思い、胸を躍らせていた。
まずは先生に嫌われないように、何を教えてもらうのかを決めなくては !!