今より少しだけ素朴だった時代の、淫靡で、だけど勇気の出る、現代の御伽噺…… さえないサッカー部員として学園生活を過ごしていた御多來広太は、クラスメイトで幼なじみの秦乃葉子が入院したことをきっかけに、 母・文子から自らの家系ににまつわる秘密を聞かされる。 どんな病でも治してしまう、不思議な力──── 白神子の血が、広太の運命に新しい幕開けを告げた。