クソザコ魔王少女アカリ ~イシュカンダルへようこそ!~

剧情简介

――女学生「夜藤 朱莉(やとう あかり)
彼女は、女学院に通うごく普通の少女だった。
勉学もそこそこに、部活にも励み、友人と他愛ない話に花を咲かせる。
そんな彼女もお年頃のためか、ふとした拍子に自室で自慰行為に励む。
快楽のままに絶頂を迎え、気怠さの中で目を開けたそこは――

ベッドの上でも自室でも、ましてや学院の寮内ですらない、硬い石畳の、見覚えのない薄暗い場所であった。

これは夢なのかと、朱莉が思わず声を上げそうになったその刹那。
彼女よりも先に声を上げた、見知らぬ人物が目に映った。

「あああああっ!?ナニ!?どうして!? ちょっと待て。……え?私?私のミスなのかコレは?」

そんなことを喚き、明らかに驚き狼狽えている女性。
滑らかな褐色の肌に尖った長い耳。そして下着姿らしいその恰好を見て、朱莉は純粋に綺麗だと思い、同時にこれは夢だろうとも思った。

こんな小説や漫画の登場人物が出てくるなんて、私は、いや、私の夢はなんてオタク趣味なんだなんて思う。

いまだ絶頂の余韻が抜けきらないのか、体はすこぶる気怠い。
このまま夕食の時間まで寝てしまおうかと、再び目を閉じる。

しかし。

「いやいやいや!こんなことありえない! どうして?よりにもよって人間? しかも、見るからに貧弱でクソザコじゃない!」

目を閉じても聞こえてくるのは、明らかな罵倒。
確かに自分は人間だが、貧弱という程スタイルは悪くない。
おっぱいだって人並み以上にあるし、太っているワケでもない。

夢だと言うのに、どうして罵声を浴びなきゃならないんだ?
体の気怠さもあって、言い返す気力もない朱莉は、こんな失礼な夢、さっさと覚めないものかと溜息をついていた。

だが、朱莉に対する罵声は止まらず、よく分からない単語も織り交ぜられながら、件の女からの罵倒が続く。

そしてついに我慢の限界が訪れ、その罵声を撃ち返そうと、気怠い体を無理やりに起こす朱莉。

「ああ、もうっ!いったいなんなの……よ?」

……ここは夢のはず。
しかし、全てが妙にリアルで生々しい。

付いた手の平に感じる、ひんやりとした石畳の感触。
埃なのかカビなのか、とにかく古びた感じの匂い。
夢の中で、こんなにもリアルな感覚を味わうものなのか?

そんな感覚に、思わず声が弱々しく語尾が擦れてしまい、途端に焦りや疑問、さらには不安までもが襲いかかる。

「なにこれ?」「どうなってんの?」「ここはどこ?」
「どうやって帰るの?」「目の前のエルフは本物?」
「え?私、自分の部屋でオナニーしてたよね?」
「ちょっと、なに?イッたら、別のところに行った?」

まさにパニック。
絶頂の余韻など瞬時に吹き飛び、血の気が引いていく感覚と脳内が疑問文で埋め尽くされていく、どうしようもない焦燥感。

そんな混乱する朱莉の頭を踏み潰すように、罵声の声が一際大きなため息に変わり、無感情に告げた。

「はぁ……。オマエには、この世界の魔王になってもらう。死にたくなければ……元の世界に帰りたければ、おとなしく従いなさい、クソザコの人間!」

「は? はああああぁ!?」

――果たして朱莉は、現代世界に帰れるのか。それとも異世界の魔王となるのか。
少女が突如転移した異世界で、異種族・異形・魔物に襲われ、喘ぎと恥汁を撒き散らす異種姦ファンタジーを刮目せよ!

制作组

主要角色

夜藤 朱莉

主人公

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