新章・邪淫のいけにえ ~触手姫の種子~

剧情简介

それは遠い昔の物語。
西方大陸の国々は地中海を隔てた、南の暗黒大陸に棲む魔族に脅かされていた。
天候さえ操る魔族に人間の武力など敵うはずもなく、一国、また一国と蹂躙された。
しかし危機的状況の中、それまで争い合っていた諸国は結束を果たす。
諸国連合軍は死闘の末に魔族の侵略軍を撃破すると、返す刀で敵本土を強襲。
十余年に渡る長い戦いによって、ついに魔族を討ち果たしたのだった。

それから数世紀が経ち、魔族と戦の記憶も薄れていった、ある年のこと。
諸国連合によって統治されていた暗黒大陸で『混沌』による災禍が発生した。

混沌――それは人間や動物に寄生する、異形の怪異。
混沌に冒された者は触手の化け物と化し、瞬く間に被害が拡大していった。
災禍は南の暗黒大陸から中東、そして東方へと広がり、やがて西方諸国へと伝播する。
各国は混沌の侵攻を必死に防ごうとしたが、虫けら一匹でさえ混沌の手先となる以上、まるで手の打ちようが無いというのが正直なところだった。

やがて混沌の災禍――『這い寄る混沌』は西方を飲み込み、かつて諸国連合の要を担った地中海に面するラティウム王国に到達する。
悍ましい災禍によって民が狂い、王国が滅びに瀕する中、ひとりの王女が城を脱出した。

王女の名はスピカ。
そのか弱い手で父王に託された秘宝を抱きしめながら、燃え上がる城を抜け出したが……そこに銀髪の少女が立ち塞がる。
童女のように微笑む少女は護衛の騎士たちを混沌で冒すと、守るべき王女を襲わせる。

まさに絶体絶命のその時。一陣の風と共に、黒髪の少女が現れる。
そして背負った剣を抜き放ちながら、決して忘れられることのない名乗りを上げるのだった。

『わっ、わたしはサツキ! 異世界転生の勇者ですっ!』

制作组

主要角色

用户标注

评论 (0 条评论) 写长评
还没有人吐槽呢~